仕事はなぜするの?
明けましておめでとうございます。りりこです。
新しい年が幕を開けましたね!
新年を迎えた今回は、私が年の初めに考えたことをお話しします。
それは「仕事ってなぜするのだろう?」。
広告の仕事を始めてはや15年。
もちろん、やりがいや喜びはありますが、ストレスもつきものです。
広告の仕事だけでなく、どんな仕事でも嫌なこと、苦しいことってありますよね。
私たちの場合は、タイトなスケジュールとの闘い、クライアントに提案した広告案がなかなか通らない、などなど。
昨年も、このような「壁」に何度かぶち当たりました。
そのたびに、どうすればこの壁を打破できるのか?超えられるのか?と思案し、関わっている人に相談を重ね打開策を練り、
一進一退ではあるものの、気づけばちょっぴり状況が改善した案件もありました。
私はふと考えました。もう15年も同じ壁と戦い続けている。
でも、いつだって乗り越えてきた。そこには、いつも人の助けがあったな~と。
私は、自分の力量を知っているので、できないときは人の助けを求めます。そんなとき必ず誰かがサポートしてくれました。
また、だんだんと何度も立ちはだかる壁を「仕方がないか・・・」と打破しようとせず、受け入れるようにもなりました。
さらに、人を自分の思うように変えることはできない、人を動かすためには自分の意識や行動を変えるしかないことも知りました。
そう、仕事って結局、人と人との関り。
広告業なら何かを生み出してきたわけですが、それは表面的なこと。
本質は、人にもまれながら崖っぷちでは人の優しさを知る、そうして、いつの間にか自身の角が少しずつ削られ、
ま~るくなり、磨かれていくこと?そんな風に思うのです。
高校生のころ、友人のお母さんが占いをしていて、私も観てもらいました。
すると、こんなことを言われました。
「りりこの人生は、川の中に佇む岩のようなもの。最初はゴツゴツとした鋭利な角だらけの岩肌なんだけれど、
日々濁流にさらされているうちに、徐々に徐々に削られていく。
そして、数十年の時を経て滑らかな曲線を持つ丸い岩へと変わっていく。そんな人生だよ」
占いが当たっているかは別にして、考えてみました。
濁流は人。人と関わるうちにだんだんと角が削られていく。
それは、まさしく今の仕事が体現しているもの。
私にとって、仕事は自分を磨くためのもの。
そう思えば、今年もがんばれる。
来年の今頃は、もっとまる~くなっていれば良いなと願うお正月でした。
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