OLから女優に転身で壁超え! chapter6<最終話>
<人生編>
親という壁を越えよう
人は親を選び生まれてくる
幼少期の親との関係や経験。
それは、人の人格形成に良くも悪くも大きく影響すると思います。
生きづらさを感じ、親という存在が大きな壁になっている人も多いことでしょう。
私もそうでした。
母を悲しませたくないと、ずっと優等生を演じてきました。
愛人を作って出て行った父からは、存在を否定されているように感じていました。
そんな自分を解放し、本当の自分を取り戻そうと選んだのが、女優の仕事。
父に肯定してもらえるようなスペシャルな自分になりたい。
それが、オリジナル講座を生み出しました。
私にしかできない仕事をつかみ取った。
それは、本当の自分を生きる人生を勝ち取ることでもありました。
壁を乗り越え、自身を真から肯定できるようになったのです。
いずれも前述の課題をあらかじめ認識していたわけではありません。
それらをクリアしようと仕事を選んだわけではありません。
でも、人は無意識に、自分の何かを変えたい、成長したいがために、経験をチョイスして人生を歩んでいる気がするのです。
私もきっと何らかの使命を果たすために、母と父を選び生まれ、壁を選び乗り越え、生きてきたのだと思います。
私は、輪廻転生を信じています。
何度も生まれ変わって、魂を磨くためにこの世に修行に来ているのだと思うのです。
誰もが一人ひとり、成し遂げたい使命をもってこの世に生を授かり、親を選んで生まれてくるのだと。
私は一瞬、一瞬、自分自身の声に耳を傾け、それに従いやりたいことをやってきました。
結婚も、したいわけでもしたくなかったわけでもありません。
たまたま、結婚よりやりたいことが優先してきた結果、結婚しませんでした。
でも、恋愛は思う存分しましたよ。
仕事も恋愛も、一生懸命全力を注いで生きてきた。
だから、明日、死んでもまったく後悔はありません。
もちろん、傷ついたり落ち込んだこともたくさんあります。
失恋して、枕を涙で濡らしたことも・・・。
でも、数日経つと立ち直りました。
「こんないい女、ふりやがって!」と自分を鼓舞していましたね(笑)。
なぜそんなに強いのか?
いいえ、強いのではありません。
いつもギリギリのところでがんばっていた。
だから考えている時間がなかったのです。
泣いている時間がないのです。
自分で自分を食べさせなければいけない。
余裕がなかったのです。
だから、悩んでいる人は余裕がある人。
立ち直りたかったら忙しくするのも手だと思います。
セラピストをやっていると、自己肯定感がとても低く、自分の可能性に気づいていない人が本当に多いと感じます。
日本人はネガティブ遺伝子の民族なのですね。
そんな方々に自信をもってもらい、自分の可能性の花を咲かせて、死ぬときに後悔しない人生だったと思えるようになってほしい。
「あなたはすばらしいんだよ」と、後押しをする、それが私の仕事だと思っています。
「自分の使命を仕事とし、健康で自分や周りに感謝しながら生きること」
それが、私が考える幸せです。
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